プログラマが語る。
小学生がプログラミングを習う本当のメリット

プログラマが語る。 習い事としてのプログラミング本当のメリット

  • 習い事として、プログラミングをやるメリットとは
  • 何歳からできるのか
  • どんな子が向いいるの

このような疑問に、

専門学校でプログラムを学び、

現役でプログラマとして働き、

プログラミングを小学生に教えていた私が解説します。

プログラミングをやるメリットとは

まず気を付けてほしいのが、プログラミングを習う目的は、

パソコンやプログラムを学習するためではないということです。

もちろん、そのような知識はつきますが、

本質はそこではなく

論知的な思考ができるようになることです。

論理的な思考とは

論理的な思考とは、「なぜ」を追求したり、

判断するときに自分の考えをもっているということです。

なぜ、論理的な思考が大切なのか。

人間は過ちを犯す生き物、それはよく聞く話です。

しかし、これは論理的に考えることによって、過ちを減らし、

正解を増やすことができます。

だから、論理的な思考は大切なんです。

例えば、大学受験で

例1)
○○大学に行きたい。
とりあえず、塾に行こう。
例2)
○○大学に行きたい。
△△塾は○○大学の合格者が多いから
△△塾に行こう。

例として、大学受験の話を出してみましたが、

普段の生活でも、小さな判断の積み重ねが

後の人生を大きく左右することになると思います。

論理的な思考ってバカにできませんよね?

プログラミング学習はリーダー教育!?

リーダーに必要なものとして、よく聞くのが主体性

これは「論理的な思考」に関連する話で、自分で考えて行動するということです。

つまり小学生のうちからプログラムを学ぶことで、

主体的に行動する力を身に着けることができるようになるのです。

そして、あきらめない力です。

プログラミング学習では、難しくて間違えたり悩んだりすることもあります。

それを乗り越えることで、

失敗してもあきらめない力を得ることができます。

このような経験は小学生のうちにしておくことが将来、役に立つと思います。

何歳からできるの

結論から言えば、6歳(小学生)からはできます。

私は子供にプログラムを教えていましたが、

5歳だと難しそうにしてる子は多いかなという感覚でした。

何歳からやるべき?

できるだけ、早いほうが良いです。

「論理的な思考」は大人になるほど、身につかなくなってくると考えています。

なぜ、私がそう考えるかというと

私はプログラミングの専門学校に行っていたことがありますが

そこでは、卒業前になっても、

論理的な思考(プログラミング)が苦手な学生が存在しました。

他にも、

絶対音感が、成長とともに身に付きにくくなってくることや、

スポーツ選手で兄弟姉妹がいる場合に

妹、弟のほうが、活躍することが多くあります。

これは、兄弟姉妹で同じタイミングで始めた場合の

学習効率が違うのではないかと考えています。

早くからプログラムを学ぶことで、ネイティブになるのです。

「論理的な思考」ネイティブは最も優先すべきだと思います。



どんな子が向いているの

ここで、うちの子はできるのかしら?

と不安になってしまうかもしれませんが

苦手な子のほうがプログラミングは学ぶべきです。

できる子供は、

ほかの習い事や、普段の生活で論理的な思考をしている可能性が高いです。

そのため、向いていない子のほうがプログラミングは必要です。

私が教えていた、経験としては

のんびりとした性格の子が苦手なことが多いという感覚です。

ここで、苦手なことは苦手で、得意を伸ばすべきなのでは?

と思う方がいるかもしれません。

もちろん、

得意を伸ばすことはとても大事なことですが。
「論理的な思考」はその基礎です。

あとは、体験授業などに行って、子供に感想を聞いてみて判断してください。

楽しませてくれる先生かどうかはとても大事なことです!

褒めるのが上手な先生はたいてい、楽しませてくれます。

プログラミング学習の具体的な内容

レゴ&ロボット


レゴ ブースト 17101 クリエイティブ・ボックス

レゴブロックでロボットを作って、

「前に動け」もし壁にぶつかったら「回転しろ」のような命令を

タブレットで行いプログラミングを学びます。

この手のロボットはいろいろなものがあります。

メリット

ロボットの良さは実際に物が動くことです。
スクラッチやマインクラフトに比べてわかりやすいです。
小学校低学年、小学校に入る前にプログラミングを習わせたいとい場合はおすすめです!

デメリット

できることに限りがあり、ある程度できるようになると
飽きてしまうことも。

 

Amazonでも色々売ってるみたいです。

↓「Sphero-SPRK」は結構おすすめですよ、未来って感じで面白いです。

↓こういうガチなものもあるみたいです。



買う場合は教えるのが少し大変かもしれませんが、
習うよりコストがかからないし、ロボが好きな子は、はまると思います。

Scratch(スクラッチ)




Scratchは子供の学習用言語です。
ブロックプログラミングと言って、ブロックをつなげてプログラミングをします。
※マインクラフトやロボット系もブロックプログラミングです。

画像を画面に表示してキーを押したら動く。
敵にぶつかったら○○するなどいろいろなことができます。
基本的にはパソコンでゲームを作ったりしてプログラムを学ぶことになります。
家で無料でできるので、できるようになったら習う必要がなくなるかもしれないですね。
サイトを見に行けばどんなものが作れるかわかりますよ。

メリット

画面上でできることはほぼなんでもできるといって良いぐらい、自由度が高いです。

デメリット

PC操作が基本なので、始めるのが少し大変です。



オンラインというのもあるみたいです小学3年生からできるみたいです。



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マインクラフト




これはマインクラフトを「Code Connection for Minecraft」とつなぐことで
「Agent」と呼ばれるロボットがゲーム内に現れます。
そのロボットにブロックを壊す、置くなどの命令を出すことで、
プログラムを学ぶことができます。
※Switchではできません。PCだけです。

メリット

マインクラフトというゲーム内でやるので、
合っている子はゲーム感覚で、できるようになります。

デメリット

マインクラフトで遊んでいる子は危ないです。
すぐ遊ぼうとします、特に元気な子。(体験談)
そういう子はスクラッチをお勧めします!



まとめ

習い事としてのプログラミングのメリットがわかったでしょうか?
プログラミング学習は、

プログラミングができることを目標にするわけではありません。
プログラミングはあくまで手段です。
このことを考えて、必要かどうかを判断してみてください。

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