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GitでFile Permissionsの変更を無視する方法
Gitでファイルの権限(パーミッション)変更による差分を無視したい場合、以下の方法があります:
1. core.fileMode設定の変更
git config core.fileMode false
このコマンドをリポジトリで実行すると、ファイルモードの変更を無視するようになります。
これはローカルリポジトリに対する設定変更であり、リモートリポジトリには影響しません。チームメンバーが同じ設定を適用したい場合は、個別に設定を行う必要があります。
2. グローバル設定として適用
git config --global core.fileMode false
すべてのリポジトリに対してファイルモードの変更を無視する設定を適用します。
注意点
- セキュリティ上重要なファイルの権限管理が必要な場合は、この設定を使用しない方が安全です
- チーム開発の場合は、チームメンバーと設定の共有・相談を推奨します
設定の確認方法
git config --get core.fileMode
falseと表示されれば、ファイルモードの変更は無視される設定になっています。
この設定は特に異なるOS間での開発(WindowsとLinux/macOS)で発生する権限の差分を防ぐのに役立ちます。