最新の安定版Node.jsをインストールしたい場合、NodeSourceリポジトリを使用するか、NVM(Node Version Manager)を使用する方法があります。安定版をインストールするための手順を以下に詳しく説明します。
NodeSourceを使用する方法
NodeSourceリポジトリを追加します。最新の安定版Node.jsをインストールするためのコマンドは以下のとおりです。このコマンドは、Node.jsの最新安定版をインストールするためのNodeSourceリポジトリをシステムに追加します。
curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_lts.x | sudo -E bash -
Node.jsをインストールします。リポジトリを追加した後、以下のコマンドを使用してNode.jsをインストールできます。
sudo apt-get install -y nodejs
このコマンドは、Ubuntuを含むDebianベースのシステムで使用します。FedoraやCentOSなどのRed Hat系のディストリビューションの場合、適宜apt-get
をyum
やdnf
に置き換えてください。
NVM(Node Version Manager)を使用する方法
NVMをインストールします。最新の安定版Node.jsを管理するためのNVMをインストールするには、以下のコマンドを実行します。
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.1/install.sh | bash
インストールスクリプトが終了したら、ターミナルを再起動するか、以下のコマンドを実行して、nvmコマンドが使用可能になっていることを確認します。
export NVM_DIR="$([ -z "${XDG_CONFIG_HOME-}" ] && printf %s "${HOME}/.nvm" || printf %s "${XDG_CONFIG_HOME}/nvm")"
[ -s "$NVM_DIR/nvm.sh" ] && \. "$NVM_DIR/nvm.sh" # This loads nvm
最新の安定版Node.jsをインストールします。NVMがインストールされたら、以下のコマンドで最新の安定版Node.jsをインストールできます。
nvm install --lts
このコマンドは、最新の長期サポート(LTS)バージョンのNode.jsをインストールします。LTS版は、安定性とセキュリティが保証されており、本番環境での使用に推奨されるバージョンです。
どちらの方法も、Linux上で最新の安定版Node.jsを簡単にインストールするための効果的な手段です。プロジェクトの要件や個人の好みに応じて、最適な方法を選択してください。